【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
企業法務(組織法務) 2級 (サンプル 1)
【問題 40】
特許権侵害訴訟に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
特許権者は、特許権を侵害する者に対して侵害行為の停止又は予防の請求をしなくても、侵害行為を組成した物の廃棄を独立に請求することができる。
裁判所は、故意により特許権を侵害し、特許権者の業務上の信用を害した者に対して、特許権者の請求の有無にかかわらず、特許権者の業務上の信用を回復するのに必要な措置を命ずることができる。
特許権について専用実施権が設定された場合、特許権者は、専用実施権者がその特許発明の実施をする権利を専有する範囲においては、特許権侵害に対する差止請求をすることができない。
特許権者は、特許権を侵害した者が侵害行為を休止し、侵害する物の製造設備を保持しているに過ぎない場合、侵害行為の停止又は予防の請求をすることができない。
特許権者が特許権を侵害した者に対し、不法行為に基づく損害賠償請求訴訟を提起した場合、当該侵害をした者は、その侵害行為について過失がなかったことの立証責任を負う。
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