【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
企業法務(取引法務) 2級 (サンプル 1)

【問題 4】
次の<資料>は、ソフトウェアの開発委託契約に含まれている条文であるが、本条文のなお書き(【下線部】)によって予防することができる請求として最も適切なものは、次のうちどれか。


<資料>
第X条 対象プログラムにかかる著作権は、対象プログラムの引渡完了とともに乙(開発受託者)から甲(開発委託者)に移転するものとする。【なお、乙は甲に対し、対象プログラムに関する著作者人格権を行使しないものとする。】


 甲が、対象プログラムの一部を機能変更のため改変し、当該変更後のプログラムを組み込んだソフトウェア製品を発売したため、乙が甲に対し当該製品の販売の差し止めを請求した。

 甲が、社内での利用のため、対象プログラムを100部複製して社内の関連部署に頒布したところ、乙が甲に対し損害賠償を請求した。

 甲が、日本語版として開発された対象プログラムを組み込んだソフトウェア製品を台湾で販売したため、乙が甲に対し損害賠償を請求した。

 甲が、対象プログラムのオブジェクトコードを分析してソースコードを解読したため、乙が甲に対し損害賠償を請求した。

 甲が、対象プログラムを中国のソフトウェア会社にライセンス供与したところ、中国国内で対象プログラムの海賊版(違法コピー)が大量に流通する結果となったため、乙が甲に対し損害賠償を請求した。




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