【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
企業法務 3級 (サンプル 2)

【問題 13】
使用者責任に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

 男性の係長が、業務に関連して勤務時間外に女性の部下を飲食店に連れて行き、その場においてセクシュアル・ハラスメント行為をした場合、その女性社員は、会社に対して使用者責任を問うことはできない。

 少数労働組合の執行委員が、勤務時間中に組合に加入するように勧誘していたため、それを制止しようとした多数労働組合の組合員ともみ合いになり、少数労働組合の執行委員にけがをさせてしまった。この場合、けがをした執行委員は、組合加入をめぐっての問題であることから、会社に対して使用者責任は問えない。

 先輩の社員と後輩の社員とが、休日に行った麻雀の勝敗に伴う金の貸借りが原因で勤務時間中に殴り合いの喧嘩になり、先輩が後輩にけがをさせてしまった。この場合、後輩の社員は、業務が原因ではないことから、会社に対して使用者責任は問えない。

 営業社員が、休日に私用で社名が入った社有車を運転して交通事故を起こした場合、被害者は、会社に対して使用者責任を問うことができる。




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