【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
企業法務(組織法務) 2級 (サンプル 2)

【問題 36】
登録商標の不使用による取消審判に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。

 登録商標は、商標権者が使用していない限り、その専用使用権者又は通常使用権者が使用していても、その登録が取り消されることになる。

 登録商標と類似する商標をその指定商品に使用すること及び登録商標を指定商品と類似する商品に使用することは、登録商標の不使用による取消審判においては、登録商標の使用に当たると判断され、これらの使用行為があれば、登録の取消しを免れることができる。

 登録商標の不使用による取消審判は、独占権である商標権を取り消すものであることから、これを請求できるのは、利害関係人に限定される。

 商標権者が、「使用していないようなので商標権を譲渡して欲しい」という書状を受取ったために、登録商標の不使用による取消審判をおそれ、あわてて当該登録商標の使用を開始した場合、その使用開始が不使用取消審判の請求登録の日の2箇月前であったときには、当該登録商標は取消しを免れることはできない。

 登録商標の不使用による取消審判の「商標登録を取り消すべき旨の審決」が確定すると、商標権はその取消審決が確定した日をもって消滅する。




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