【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
企業法務(取引法務) 2級 (サンプル 2)

【問題 12】
以下に示す<事実関係>に基づいた場合、A社が仮登記担保権を取得したときに関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

<事実関係>
 1.A社はB社と長年取引を行ってきたが、最近、B社の経営状態が苦しくなっているとの情報が入った。
 2.A社が債権確保のため担保提供を求めたところ、B社はこれに応じ、B社甲社長の自宅に仮登記担保を設定した。

 A社は、甲社長所有の不動産に代物弁済予約を原因とする所有権移転請求権仮登記を取得することにより、第三者に対抗できる。

 A社は、B社の債務不履行があっても、直ちに担保不動産の所有権を取得することはできない。

 仮登記担保を設定した不動産が、他の抵当権者の抵当権の実行により売却されても、仮登記を取得した順位で抵当権を設定したものとみなされ、配当を受けることができる。

 A社に清算金の支払義務があっても、A社が担保不動産の所有権を取得したうえで、第三者に所有権を移転した場合、甲社長は受け戻すことはできない。

 A社は、仮登記担保契約において、担保不動産の価額が債権額を超える場合であっても、清算しない旨を特約しておけば、清算金を支払うことなく、所有権を取得することができる。




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