【問題 16】 以下に示す<事実関係>を踏まえた場合、債権譲渡と差押えとが競合したときに関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
<事実関係> 1.A社は、B社に対する貸金債権300万円を有している。 2.B社の経営状況が悪化したことから、A社は、B社のC社に対する売買代金債権200万円の譲渡を受けることにした。 3.これを受け、B社はC社に債権譲渡の通知を発送し、その通知がC社に到達した。 4.同一債権について、B社からD社に債権譲渡した旨の債権譲渡登記が記録された登記事項証明書が、B社からC社に送達された。 5.同一債権を目的とし、債権者をE社とする債権差押命令が、C社に送達された。
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