【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
企業法務(取引法務) 2級 (サンプル 2)

【問題 19】
A社は、B社所有の不動産に抵当権を設定しているが、債務が履行されなかったため、抵当権を実行することにした。抵当権実行(以下「競売申立て」という。)に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

 A社の競売申立ては、原則として、B社の担保不動産所在地を管轄する地方裁判所に行う。

 A社の競売手続は、B社に債務不履行があった場合の裁判上の手続であり、競売申立書には、債務不履行があった事実を証明する書類を添付する必要まではない。

 A社が競売を申し立てる以前に、B社に対し、破産手続開始決定が出された場合、A社は競売申立てをすることができなくなる。

 抵当権者に対抗できない賃借権に基づいて、B社の担保不動産の抵当権の目的建物を、A社の競売手続の開始前から使用・収益する者は、建物の買受けの時から6箇月間、明渡しが猶予される。

 A社がB社所有の土地、建物のうち、建物だけに抵当権を設定していた場合、競売の結果、甲が建物を買い受けたときには、その建物に、甲のための地上権が設定されたものとみなされる。




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