【過去問倶楽部】資格対策
～ビジネスキャリア検定～
企業法務（取引法務）　2級　（サンプル 2)

【問題 7】
コンソーシアム契約に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。

分担施工型コンソーシアム契約においては、業務における各構成員の業務分担は、当事者間の契約代金の分配、発注者に対する業務の瑕疵に関する責任範囲には影響しないことから、構成員の業務分担を明確に規定しなくてもよい。

コンソーシアムは、権利能力なき社団としての性質を有する。

コンソーシアムの代表者は、他の構成員からの授権を受けていることから、代表者の業務に対して、他の構成員から報酬が支払われなければならない。

発注者がコンソーシアムの構成員の一人に、当該構成員の業務分担部分を超える責任を追及した場合、当該構成員はその責任を免れることができない。

コンソーシアムにおいて、コンソーシアムの構成員が業務の履行前に当該コンソーシアムから脱退することを禁止することは、民法の規定に反するため、許されない。