【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
経営戦略 3級 (サンプル 2)

【問題 17】
カード戦略の見直しを検討することとなったクレジットカード会社D社では、今後の予測できない環境変化に対応し、適正な意思決定を行うために戦略を見直すこととなった。D社の取り得る戦略策定行動に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

 ポイントプログラムの魅力を下げた場合に顧客の利用状況がどのように変化するかを考えるために、「影響力ダイヤグラム」を利用して、決定の各要素をマッピングすることができる。

 カード利用者に対する特典を、見直すべきかどうかを考えるために、「デシジョン・ツリー」を活用し、1つひとつの選択肢とその選択の後に続く事態を視覚的に整理することがある。この方法の最大の特徴は、重要性の観点から順番に並べることにより、問題の構造を明らかにすることができることにある。

 ポイント制度の見直しとともに、ポイント交換等で提携している企業との条件を見直すことも検討しなくてはいけない。この措置により、どの程度顧客離れが起こるかを考える場合には、統計データと発生の確率を推測すること(「統計と確率」)により、不確実性の影響を明らかにすることができる。

 外部環境の変化によって生じるであろう顧客離れによる収益の変化に関しては、「割引率法と貨幣の時間価値」を使うことにより、将来に発生するキャッシュ・フローを、時間的関係に基づき調整した形で、意思決定の根拠とすることができる。




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