【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
営業 2級 (サンプル 2)

【問題 31】
営業パーソンが担当顧客の信用調査を行う場合に注意すべきポイントとして適切なものは、次のうちどれか。

 顧客の財務分析を行う場合は、営業パーソン自身が財務分析手法を習得し、実施することが基本であるが、現実的にはそこから信用力を判断することは難しい場合が多いことから、社内の財務部門における専門担当などと連携していかなければならない。

 営業パーソンとして商談やヒアリングを通じて収集される顧客情報は一番重要であり、こうした経験知は営業パーソン個人として蓄積することこそが自らの成長につながるので積極的に社内に公開するものではない。

 対象顧客が法人であれば商業登記簿謄本(登記事項証明書)を調査することは非常に有用な手段であるが、商業登記簿謄本は行政書士の資格を有していないと閲覧ができないことから、必要に応じて行政書士事務所に足を運ばなければならない。

 対象顧客の信用力として所有不動産の状況を把握する場合には、所有不動産所在地が登録されている管轄税務署に行き、不動産登記簿謄本(登記事項証明書)を閲覧又は申請による交付を受ける必要がある。

 実務上、ライバル企業の営業パーソンとは、訪問先、業界の会合等において共通の顧客の信用に関する情報交換をする機会があるが、対象顧客との信頼関係を崩すことにもつながることから、積極的にコミュニケーションを取らないことが望ましい。




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