【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
人事・人材開発 2級 (サンプル 3)

【問題 15】
表彰制度の設計において、以下に示す5つのステップに関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

 ステップ1:経営理念を実現するために、社員にどのような行動や結果を期待するのかを明らかにしたうえで、表彰項目・表彰事項を決定して就業規則へ記載する。その際には懲戒制度とのバランスを考えることが重要である。

 ステップ2:個別の表彰制度を設計する場合には、就業規則に定めた表彰項目のどれに該当するのかを明らかにし、表彰の目的を明確化する。例えば、就業規則に永年勤務に対する表彰の項目がない場合には、永年勤続表彰を設けることはおかしい。

 ステップ3:具体的な表彰の項目を明らかにした時点で、具体的な表彰対象、審査基準、審査方法、申請方法、表彰内容といった個別表彰規程を策定する。金銭的な報奨の場合には、継続的なコストとその効果とをバランスさせることが重要となる。

 ステップ4:社内報、研修、ミーティング等の様々な手段を講じて、策定した表彰規程の具体的な内容を全社員に示し、充分に説明する。表彰制度を積極的にアピールすることは、社員のモチベーションを喚起する。

 ステップ5:定められたとおりに表彰を行い、その都度、改めて当該表彰の意義を全社で確認する。なお、社員が社会的善行を行ったり、業績に対する顕著な貢献があった場合には、就業規則の定めに関わらず、都度表彰することも有効である。




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