【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
人事・人材開発 2級 (サンプル 3)

【問題 17】
退職に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。

 私傷病で休職中の社員が、病状が回復せずに休職期間満了を迎えた場合、退職として扱うか解雇として扱うかは、就業規則の定めによる。

 就業規則において、「退職する場合には、30日前に退職願を提出しなければならない」と定めることは、「雇用は、解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する」との民法の規定に反し、違法とみなされる。

 就業規則において、「競業他社へ転職する場合は、退職金を減額する」旨を定めることは違法とみなされ、その定めは無効となる。

 未曾有の経営危機に際して、説明会を経て、全社員から退職願をいったん提出させた場合、この退職願に基づいて、会社は任意に社員を退職させることができる。

 年次有給休暇の残日数を取得してから、退職を希望する社員の退職願を承認しないことは、法的に可能である。




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