【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
人事・人材開発 2級 (サンプル 3)

【問題 2】
持株会社制に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

 持株会社制には、持株会社が事業を行わない「純粋持株会社」と、事業を行う「事業持株会社」とによるものがある。

 持株会社制の狙いには、各事業会社の経営責任の明確化に加えて、経営の単位が小さくなることによる迅速かつ透明な意思決定の実現や、従業員による経営参画意識の向上等がある。

 持株会社制の課題として、会社間における人事交流が困難になること、間接部門が持株会社と事業会社とで重複すること、グループとしての一体感が阻害されること等が挙げられる。

 持株会社制は、他の組織体制と比べて、従業員の高い達成意欲が得られるというメリットがあるが、命令一元化の原則に反するため、組織の統制がとりにくいというデメリットがある。

 持株会社制の下では、従来は、コストセンターと認識されていた持株会社に属する業務の一部にも、市場価値が認められるようになった。近年、シェアドサービスという会社が設立されているのは、このためである。




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