【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
人事・人材開発 2級 (サンプル 3)

【問題 20】
総額人件費管理の基本的な考え方として不適切なものは、次のうちどれか。

 総額人件費の適正さを見る指標として、一般に活用されているのは、売上高人件費比率と労働分配率である。

 労働分配率は、業態や企業の収益構造によって異なり、労働分配率を適正にするには、同業他社の水準に合わせる必要がある。

 企業が報酬制度を設計する場合には、総額人件費の枠内で報酬水準を決定することとなるが、このときに考えなければならないことは、単年度ベースでの総額人件費と利益とのバランスとともに、中長期的な収支バランスである。

 総額人件費の水準は、報酬制度の構造によってほとんど決まるものであるが、これが労働契約の条件となるため、制度設計に当たっては、従業員の生活水準や労働意欲についても配慮しなければならない。

 総額人件費とは、現金給与額のほかに、退職金、法定福利費、法定外福利費、教育訓練費、その他の労働費用まで含めた広い概念である。




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