【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
人事・人材開発 2級 (サンプル 3)

【問題 30】
キャリア形成に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。

 企業が空前の繁栄を謳歌したバブル経済期の1980年代後半、限られた人的資源の効率的な活用を図るため、エンプロイアビリティの考え方が、我が国の産業界に広まった。

 キャリア形成とエンプロイアビリティを高めることとは、本質的に異なる。前者が、所属する企業で必要な能力開発を指向するのに対し、後者は、社外で通用する能力の開発を図ろうとするものである。

 人材開発は、企業において、職歴を重ねて行くうえで必要となる知識・技能を向上させることを目的としていることから、個人のキャリア開発支援とは切り離して考えるのが合理的である。

 社員が描く企業におけるキャリア・プランと、自分が置かれている職務環境との間にギャップを感じるとき、社員に不満や焦りが生じ、離職や精神的な不安定を招く原因になる。そうした場合、社員を指導するのが、キャリア・カウンセラーである。

 上司が、カウンセリング・マインドを持って部下に接し、部下の悩み等を積極的に傾聴するスキルを持つことが理想的であることから、カウンセリング能力の向上は、管理職層開発の重要なテーマである。




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