【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
人事・人材開発 2級 (サンプル 3)

【問題 33】
社員教育に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

 教育の機会は公平に与えられなければならないが、その場合、問題となるのは、公平の概念である。公平とは、必要に応じて、つまり、教育による効果が期待できる人に対して、公平に教育の機会が与えられるということである。

 教育のコスト効果性を高めることが重要であり、必要な人に必要な教育を実施することが不可欠となる。この条件を満たすためには、人事部門独自の判断により、教育参加者を決定することには問題があるが、同時に、ライン管理者に決定をゆだねると、長期的な人材開発の視点が弱まるという問題がある。

 本部長推薦による選抜教育を実施する場合、候補者を選定するときには、人事部による過去の人事考課結果等の資料を参考とする必要はない。

 職能資格制度を採用している場合、同一資格であっても、部下を持つライン管理職と部下を持たない管理職とがいるとき、同じ管理職研修を全員一律に実施するよりも、コスト効果性の観点から、ライン管理職のみを対象とするのがよい。

 階層別教育の場合には、現在の職務内容との関連が、他の教育よりも弱まる傾向があり、これが教育効果を減少させる原因となる。




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