【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
人事・人材開発 3級 (サンプル 3)

【問題 25】
退職給付制度に伴う企業会計に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

 企業が退職金規程を定めている場合、この規程による退職金は労働債権となることから、企業にとっては、会計上、退職給付債務になる。この債務を担保するものとして、年金資産と退職給付引当金とがあるが、この引当金については、税法上、損金に算入され、非課税扱いとされている。

 退職金制度の見直しにおいて、退職一時金は、一般に算定基礎給に勤続年数別・退職事由別係数を乗じて算定している場合が多いが、この算定基礎給や乗ずる係数を見直す方法や、例えばポイント方式等の全く新しい算定方式に変更する方法等がある。

 厚生年金基金に代表される企業年金は、確定給付型の年金であり、公的年金である国民年金や厚生年金保険を補完し、企業独自の上乗せ給付を行うことにより、社員の企業への帰属意識を高揚させる機能を持つ。

 企業拠出型の確定拠出年金は、企業としては掛金を拠出するだけで、退職給付債務が発生しないため、企業会計上は将来的なリスクを負うことはない。




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