【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
労務管理 2級 (サンプル 3)

【問題 3】
我が国の労働組合に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

 労働組合が、団体交渉や労使協議によって、労働者の不平・不満を吸収することが、労働者の会社への忠誠心や勤労意欲向上に寄与する面があると言われている。

 企業別組合の場合、労使ともに決定的な対決を避け、協調的な関係を築こうとする傾向が強くなり、これが日本企業の競争力の源泉の1つであると言われている。

 ユニオン・ショップ制を採っていたとしても、組合からの離脱者や除名者の解雇について定めていなかったり、定めていたとしても、その都度、労使で協議することになっている、いわゆる「尻抜けユニオン」が見られる。

 労働条件等をめぐる労使間の公正な交渉や取決めを確保するという趣旨から、企業内で管理職以上の地位にある者が、労働組合を結成し、また、これに加入した場合、それらの労働組合は、労働組合法の保護を受ける法適合組合と認められることはない。

 非正規従業員であっても、労働組合法3条にいう「労働者」である以上、正規従業員と同一の労働組合に加入しても法律上問題はないが、両者の労働条件や交渉すべき内容が異なる等の要因から、これまで我が国の労働組合の多くは、非正規従業員の組織化に積極的ではなかった。




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