【過去問倶楽部】資格対策
～ビジネスキャリア検定～
営業　2級　（サンプル 3)

【問題 5】
営業組織の編成を進めるうえで、営業マネジャーが理解しておくべき基本的な考え方として最も不適切なものは、次のうちどれか。

地域の特性に応じて市場の担当エリアを決めると、交通費、移動時間等の効率性や利便性は高くなるが、異なった地域にまたがる同一顧客に対して、統一的な対応が困難になるというデメリットが出てくる。

商品別組織では、専門知識に精通した営業パーソンによるきめ細かいサービスの提供ができることから、担当商品においては、同業他社と差別化を図ることができる。ただし、同一顧客に複数の営業パーソンが必要となり、効率性が下がる可能性がある。

商品別、地域別のように異なる形態を組み合わせたマトリックス組織では、マネジャーが２人以上いるので、管理者として管理しやすい。

一時的あるいはハードルの高い課題目標を達成する方法として、既存の組織からメンバーを選んで、期間限定で機動的に任務を遂行させるタスクフォース制、プロジェクトチーム制等がある。

顧客別組織では、営業窓口が一本となることから、統一的な営業対応ができるといったメリットがあるが、顧客・得意先との馴れ合いやマンネリ化が生じやすいといったデメリットもある。