【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
企業法務 3級 (サンプル 4)

【問題 26】
次の<事例>に基づき、動産譲渡担保に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。

<事例>
X社は、事業用機械の販売を業としている会社である。X社は、A社に対し、X社の甲倉庫内の全ての事業用機械を対象として、集合物譲渡担保権を設定し、占有改定の方法による引渡しを行った。さらに、X社は、B社に対し、甲倉庫内の同一の事業用機械を対象として、集合物譲渡担保権を設定し、占有改定の方法による引渡しを行った。

 A社が、さらにX社から、甲倉庫内にある事業用機械の現実の引渡しを受けた場合、B社は、X社に対して、集合物譲渡担保権の実行に基づく引渡しを請求できる。

 X社が、その後、B社に対して、甲倉庫内の事業用機械を現実に引き渡した場合、A社は、X社に対して、集合物譲渡担保権の実行に基づく引渡しを請求できる。

 A社及びB社の両者が、同時に、X社に対し、甲倉庫内の事業用機械の集合物譲渡担保権の実行に基づく引渡しを求めた場合、X社は、いずれの請求も拒むことができる。

 X社が、その後、C社に対して、甲倉庫内の事業用機械を対象として、集合物譲渡担保権を設定し、現実の引渡しを行った場合、C社は、A社に対して、集合物譲渡担保権の実行に基づき取得した事業用機械の所有権を対抗できる。




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