【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
企業法務 3級 (サンプル 4)

【問題 27】
次の<事例>を読み、設問に答えなさい。

<事例>
A社は、B社に対して1,000万円の商品売掛債権を有している。また、A社はC社に対して、日々の営業で取得する小口債権を有している。どちらの債権についても、まだ弁済期は到来していない。このような状況下において、A社は、運転資金が必要になった。

設問 債権譲渡に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。

 A社は、B社に対する商品売掛債権をX社に売却し、X社からB社に対して債権譲渡の通知がなされた。弁済期が到来した場合には、X社は商品売掛債権1,000万円を、B社に対して請求できる。

 A社は、B社に対する商品売掛債権を担保にして、Y銀行から融資を受けることにした。そのためのY銀行の担保設定方法として、債権譲渡を利用することは可能であるが、債権質を設定することはできない。

 A社は、B社に対する商品売掛債権をX社に売却し、この債権譲渡について、B社からX社に対して承諾がなされた。弁済期が到来した場合には、X社は商品売掛債権1,000万円を、B社に対して請求できる。

 A社は、B社に対する商品売掛債権をX社に売却することはできるが、C社に対する債権は、未だ発生していない将来債権であることから、X社に売却することはできない。




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