【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
総務 3級 (サンプル 4)

【問題 40】
緊急時の社外広報に関する記述として最も不適切なものは、次のうちどれか。

 会社が事件や事故を起こした場合、会社側の事情や論理を強く主張しても、社会は、不誠実な会社と感じてしまう。緊急時の社外広報の基本は、社会全体の視点をベースに、対外関係者に誠意を感じさせる態度で対応することである。

 緊急時、マスコミ各社の記者は、広報部門だけでなく、問題を起こした部署、役員、従業員等に直接コメントを求めることがある。各人が不用意にコメントした場合の混乱を避けるためにも、マスコミ対応は、広報に一元化すべきである。

 緊急時のマスコミ対応のプロセスは、「①会社のおかれた状況を客観的にとらえ、メディアにとってのニュース価値を判断する。」→「②緊急対応策を立案する。」→「③問題発生の原因が企業にあるのか、法的責任があるのかを判断する。」→「④法的責任の有無をベースに、メディアへの情報公開を実施するかどうかを決定する。」という流れになる。

 緊急時には、想定外の事態にパニックに陥ってしまい、「こんなことは起こるはずがない」といった楽観論や、「業界では当り前のよくあることだ」いう業界論理が、事態をゆがめて解釈してしまうことがあることから、冷静な事実確認と状況把握の徹底が重要である。




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