【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
人事・人材開発 3級 (サンプル 5)

【問題 35】
OJTに関する記述として適切なものは、次のうちどれか。

 仕事を通じて実施されるOJTは、新入社員や比較的実務経験の浅い若年層を対象とした教育訓練方法である。経験を積むにつれて、次第に学ぶべきものが減ってくる管理職以上の階層には適さない。

 OJTは仕事の遂行に必要な専門知識や技能を、日々の業務を通じて身に付ける教育訓練方法である。従って、特段の意図を持って育成に当たらなくても、経験によって学ぶことができるところが、この訓練方法の大きな特徴となっている。

 OJTによる教育訓練では、育成責任を明確にするために、指導担当者と育成対象者とが1対1の専任指導体制をとることが基本である。この指導に他者が介入することは、育成方針の不統一等によって信頼関係構築の妨げにつながることから、極力避けることが望ましい。

 OJT指導担当者に対して適切な教育がなされていないと、育成の成否が指導担当者個人の指導能力と意欲に大きく左右され、組織の要請に基づくOJT本来の目的を達成することが困難となる。




ビジネスキャリア検定の問題番号選択画面へ

ビジネスキャリア検定(科目別)のトップ画面へ

過去問倶楽部のトップ画面へ(資格試験の選択)


過去問倶楽部


Copyright(c) 2009 過去問倶楽部 All rights reserved.