【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
労務管理 2級 (サンプル 5)

【問題 3】
労働協約の効力に関する記述として正しいものは、次のうちどれか。

 労使双方の合意内容が、明確かつ客観的に確認できるのであれば、労働協約は、口頭によって有効に成立する。

 労働協約中、「年2回の賞与支給につとめるものとする」という規定があった場合、それは、労働組合法第16条でいう「労働条件その他の労働者の待遇に関する基準」となるため、規範的効力を有する。

 労働協約による労働条件の不利益変更は、たとえ労働者が変更に同意していなくても、労使の自治を尊重すべきとする立場から、変更の内容、目的等にかかわらず、その有効性が認められる。

 既往の労働に対する賃金等、労働者の既得の権利については、当該労働者の個別の同意や授権なくしては、労働協約によって、減額等の処分をすることはできない。

 労働組合法上、労働協約は就業規則と同様、労働条件の最低基準を定めたものと規定されているため、労働協約の基準を上回る労働条件を、個々の労働者に適用することは、法令上当然に認められている。




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