【過去問倶楽部】
~ファイナンシャル・プランニング技能検定~
(平成20年9月 2級学科)
【問題 54】
遺言と遺留分に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
公正証書遺言は、遺言書の原本が公証人によって保管されるため、自筆証書遺言と比較し、遺言書の紛失、偽造、変造、隠匿等の危険が少ない遺言の方式である。
自筆証書遺言は、遺言者が遺言書の全文および氏名を自書し、これに押印することによって成立するものであるが、日付の自書は不要である。
遺留分が認められる相続人は、配偶者、子(その代襲相続人を含む)、直系尊属に限られ、兄弟姉妹には認められない。
遺留分を有する相続人は、遺言による相続分の指定や遺贈により遺留分が侵害された場合には、遺留分の限度に達するまで、贈与や遺贈などを減殺して取り戻すことができる。
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