【過去問倶楽部】
~ファイナンシャル・プランニング技能検定~
 (平成21年1月 3級個人資産相談業務)


【問題 11】
Aさんは,2つの異なる用途地域にまたがるBさん所有の土地の購入を検討している。
そこで,当該土地に関する権利関係,土地利用に関する規制等について,ファイナンシャル・プランナーに相談することにした。
なお,土地の概要は以下のとおりで,特定行政庁指定の角地である。

※上記以外の条件は考慮せず,各問に従うこと。

〈購入予定の土地の概要〉



Aさんは,土地購入後,2つの異なる用途地域にまたがるように建物を建てて一体利用するつもりである。この場合の土地利用の規制に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。なお,設例に記載した以外の特定行政庁による緩和については考慮しないこと

 建物の用途は,建物の敷地が異なる用途地域にまたがるときには,敷地面積のうち過半を占める地域の用途規制が適用されるため,今回の一体利用においては第1種住居地域の用途規制が適用されることになる。

 建物の敷地が,特定行政庁が指定する角地にある場合,建ぺい率は10%加算されることになるため,今回の一体利用において適用される建ぺい率は66%となる。

 建物の敷地が,異なる防火規制の地域にまたがり,そのうちに防火規制の設定がない地域がある場合,原則として防火規制は緩和されることになるため,今回の一体利用においては「防火規制なし(未指定)」となる。




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