【過去問倶楽部】
~ファイナンシャル・プランニング技能検定~
 (平成21年5月 2級学科)


【問題 58】
相続対策における生命保険の活用に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

 被相続人が保険料を負担し、相続開始時においてまだ保険事故が発生していない生命保険契約に係る権利の価額は、原則として相続開始時における解約返戻金の額により評価する。

 保険契約者(保険料負担者)および保険金受取人である相続人が、被保険者である被相続人の死亡により取得した生命保険金は、みなし相続財産として、相続税の課税対象となる。

 みなし相続財産として相続税の課税対象となる生命保険金を相続の放棄をした者が取得した場合、その取得した生命保険金について、相続税における非課税金額の規定が適用される。

 不動産のように分割の難しい財産が多い場合の相続対策として、保険契約者(保険料負担者)および被保険者を被相続人、保険金受取人を相続人とする生命保険に加入することは、遺族の相続税納税資金対策としては有効であるが、遺産分割対策としては有効ではない。




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