【過去問倶楽部】
～ファイナンシャル･プランニング技能検定～
　（平成22年5月　2級学科)

【問題 30】
金融商品の販売等に関する法律（以下「金融商品販売法」という）、金融商品取引法、消費者契約法に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

金融商品販売法は、預貯金や投資信託などの金融商品を幅広く対象とするが、ゴルフ会員権は適用対象外である。

金融商品取引法では、金融商品取引業者等は、原則として、金融商品取引契約を締結しようとするときは、あらかじめ、顧客に対して、金融商品取引契約の概要等を記載した書面を交付しなければならないとしている。

金融商品の販売において、金融商品販売法と消費者契約法の両方の規定に抵触する場合には、消費者契約法が優先して適用される。

消費者契約法では、事業者の一定の行為により消費者が「誤認」または「困惑」し、それによって消費者が契約の申込みまたは承諾の意思表示をしたときは、消費者はこれを取り消すことができるとしている。