【過去問倶楽部】
~ファイナンシャル・プランニング技能検定~
 (平成24年1月 2級学科)


【問題 18】
法人が契約者(=保険料負担者)の損害保険の経理処理に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。ただし、保険料は当該事業年度相当分を期中に支払ったものとする。

 法人がすべての役員・従業員を被保険者、法人を保険金受取人とする普通傷害保険を契約した場合、支払った保険料の全額を役員・従業員に対する給与として損金に算入する。

 法人が法人所有の業務用自動車が事故で全損したことにより受け取った車両保険金で新たに車両を取得した場合、一定の要件に基づき圧縮記帳の適用が認められる。

 法人が積立火災保険の満期返戻金と契約者配当金を受け取った場合、受け取った全額を益金に算入し、資産計上していた積立保険料の累計額は損金に算入する。

 法人が所有している建物を保険の対象として施設賠償責任保険を契約した場合、支払った保険料の全額を損金に算入する。




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