【過去問倶楽部】
～ファイナンシャル･プランニング技能検定～
　（平成24年5月　2級学科)

【問題 17】
契約者（＝保険料負担者）が個人事業主である積立傷害保険契約に係る税務に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、本問における使用人は、個人事業主の家族ではないものとする。

被保険者を個人事業主、死亡保険金受取人を個人事業主の遺族とする契約において、個人事業主が支払う保険料は、積立保険料部分は資産に計上し、掛捨保険料部分はその事業年度に対応する金額を事業所得の必要経費に算入する。

被保険者を個人事業主とする契約において、個人事業主の遺族が受け取る死亡保険金は、相続税の課税対象となる。

被保険者を使用人、死亡保険金受取人を使用人の遺族とする契約において、個人事業主が受け取る解約返戻金は、一時所得として所得税・住民税の課税対象となる。

被保険者を使用人とする契約において、使用人が受け取る入院保険金は、非課税所得である。