【過去問倶楽部】
~ファイナンシャル・プランニング技能検定~
 (平成24年5月 2級学科)


【問題 59】
株式会社X社の社長であるAさん(X社の全株式を保有)は、常務取締役である長男Bさんを次期社長にすることを決めており、長男Bさんが経営権を確実に確保し円滑に事業承継がなされるための対策を検討している。Aさんが行う事業承継対策に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、長男Bさん以外にもAさんの推定相続人となる親族がいるものとする。

 長男Bさんの贈与税および相続税の担税力を上げるために、長男Bさんの役員給与の額を増やす。

 Aさんが役員を退任して経営から退き、X社株式の評価引下げ効果等も考慮して、適正な金額の範囲内で役員退職金を受け取る。

 Aさんの相続が開始した場合に円滑に遺産分割がなされるように、遺言で各相続人の相続分や遺産の分割方法を指定しておく。

 親族の贈与税および相続税の納税負担を軽減するために、保有するX社株式の過半数を社外の取引先やAさんの友人、知人等に分散して譲渡する。




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