【過去問倶楽部】
~弁理士~
(平成21年)
【問題 23】
著作物性及び著作権の帰属に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。
甲社の従業員である乙の発明について、甲社の依頼に基づき、甲社に雇用されていない弁理士丙が、特許出願のために明細書を作成した。当該明細書に関する著作権は、甲社に原始的に帰属する。
甲社の従業員である乙の発明について、甲社の発表するプレス・リリースに含めるため、甲社における乙の上司の指示に基づき、乙が説明図を作成した。当該説明図に関する著作権は、甲社に原始的に帰属する。
甲社の従業員である乙の発明が、一定の機能を果たす電子回路に関するものであるところ、甲社の委託により、甲社の取引先である丙社の従業員丁が、この発明を実施する電子回路の回路図を作成した。当該回路図に関する著作権は、甲社に原始的に帰属する。
甲社の従業員である乙の発明が、ある種の疾病の発見に役立つDNAの塩基配列を持つマウスであるところ、そのようなマウスは著作権によって保護されないが、DNAの塩基配列は、甲社の著作物であるから、著作権によって保護される。
甲社の従業員である乙の発明が、効率的な迷惑メールフィルタ装置に関するものであるところ、乙が当該発明の原理について、学会誌に寄稿し、乙の名前で掲載された論文に関する著作権は、甲社に原始的に帰属する。
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