【過去問倶楽部】
 ~弁理士~
   (平成21年)


【問題 37】
特許無効審判に関し、次のうち、正しいものは、どれか。

 請求項が1のみである特許の特許無効審判の審理において、被請求人甲が特許請求の範囲「装置a」を「部品bと部品cを含む装置a」に減縮することを目的として訂正を請求した場合、その後、審判長が答弁書を提出するための相当の期間を指定したときであっても、被請求人甲は、当該特許請求の範囲を「部品bを含む装置a」にするための訂正を請求することはできない。

 特許無効審判において参加人甲が調書の記載について異議を述べた場合、被参加人乙が同意したときに限り、調書にその旨を記載することができる。

 特許無効審判は、審決、審判請求の取下げ及び当事者間の和解のいずれの事由によっても終了する。

 特許第P号の請求項1についてのみ特許無効審判を請求する甲は、同じく特許第P号の請求項2についてのみ特許無効審判を請求する乙と共に、共同審判を請求することができない。

 請求項1及び2に係る特許の特許無効審判において、各請求項について訂正請求があったが、請求項1に係る特許については訂正を認めて無効とし、請求項2に係る特許については訂正を認めて審判の請求は成り立たないとする旨の審決がされた。請求人のみが審決のうち請求項2に係る部分について取消訴訟を提起し、請求棄却の判決がされた場合、請求項1に係る特許を無効にすべき旨の審決は、その判決が確定したときに確定する。




弁理士の問題番号選択画面へ

弁理士のトップ画面へ

過去問倶楽部のトップ画面へ(資格試験の選択)


過去問倶楽部


Copyright(c) 2009 過去問倶楽部 All rights reserved.