【問題 5】 商標法におけるマドリッド協定の議定書に基づく特例に関し、次の(イ)~(ホ)のうち、誤っているものは、いくつあるか
(イ)国際登録の名義人の変更の記録の請求は、国際登録において指定された商品若しくは役務ごと又はその国際登録が効力を有する締約国ごとに行うことができ、その国際登録の名義人の変更の記録の請求については、特許庁長官を通じて行うことができる
(ロ)日本国を指定する領域指定は商標登録出願とみなされ、その領域指定には事後指定も含まれるが、事後指定の場合の商標登録出願の日は、国際登録簿に事後指定の記録がなされた日である
(ハ)国際商標登録出願も出願公開の対象となるが、出願公開をする場合には、商標登録出願の番号に代えて、国際登録の番号が商標公報に掲載される
(ニ)国際商標登録出願についてなされた補正が要旨を変更するものとして却下されたときは、その補正書の提出時点を出願時点に相当する国際登録の日とした新たな国際商標登録出願があったものとして取り扱われる
(ホ)国際登録に基づく商標権の存続期間の更新、移転、変更(信託によるものを除く。)又は消滅は、国際事務局の管理する国際登録簿ではなく、特許庁に備える商標原簿に登録されたところによる。
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