【過去問倶楽部】
 ~弁理士~
   (平成21年)


【問題 52】
不正競争に関する訴訟についての不正競争防止法の規定について、次のうち、最も適切なものは、どれか。

 裁判所は、当事者により書類の提出命令を発するよう求められたときは、書類の所持者がその提出を拒む正当な理由を有するか否かについて判断するに当たり、所持者から書類の提示を受けた上で、訴訟代理人、補佐人の意見を求めなければならない。

 裁判所により命じられた書類の提出を当事者が拒んだ場合は、裁判所は、その書類に関して、提出を求めた当事者の主張を真実と認めなければならない。

 裁判所は、証拠に営業秘密が含まれている場合には、訴訟代理人、補佐人に対してのみ秘密保持命令を発して開示することができる。

 秘密保持命令は、その取消が確定するまではその効力を有する。

 営業秘密の不正開示に関する刑事訴訟についても、裁判の公開を制限する規定がある。




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