【過去問倶楽部】
 ~弁理士~
   (平成21年)


【問題 58】
著作者人格権に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。

 ゲームソフトのメーカー甲社の従業員乙が、甲社の名称で発売するゲームソフトに用いるコンピュータ・プログラムを、上司の命令に従って作成した場合でも、当該プログラムに関する著作者人格権は、乙に帰属する。

 ゲームソフトのメーカー甲社が、独立のデザイナーである乙に委託して、ゲームソフトの登場人物の原画を描いてもらった場合、当該委託契約において、著作権のみならず著作者人格権も譲渡の目的として特掲すれば、甲社は、当該原画に関する著作者人格権を譲り受けることができる。

 外国語で書かれた小説を、劇作家が日本語の演劇の脚本にした場合、当該日本語の脚本には、その劇作家の著作者人格権は発生しない。

 甲が作曲した楽曲を乙が編曲することは、甲の著作者人格権の侵害となることがある。

 旧仮名遣いで書かれた小説を、小学校の教科書に掲載するに際して、現代仮名遣いにすることは、当該小説の著作者の著作者人格権を侵害する。




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