【過去問倶楽部】
 ~弁理士~
   (平成21年)


【問題 7】
審決取消訴訟に関し、次のうち、誤っているものは、どれか。

 特許出願についての拒絶査定不服審判の審決に対する取消訴訟において、被告は、審決を適法とする理由として、当該審決において判断されなかった拒絶の理由を主張することができない。

 特許を受ける権利の共有者が、共同で特許出願をし、当該特許出願の拒絶査定を受けて共同で審判を請求したが、請求が成り立たない旨の審決を受けた場合、当該審決に対する取消訴訟は、当該特許を受ける権利の共有者全員により提起することを要する。

 特許無効審判が共同で請求され、審判請求は成り立たない旨の審決がされた場合、特許無効審判の請求をした者のうちの一部の者は、当該審決に対する取消訴訟を提起することができる。

 特許を無効とする審決に対する取消訴訟の係属中に、その特許に係る特許請求の範囲の減縮を目的とする訂正を認める審決が確定した場合、訂正後の特許請求の範囲に記載された発明に係る特許について、当該無効審決に係る審判の手続において審理判断された無効理由が存すると判断するときは、裁判所はその無効審決を維持しなければならない。

 共有に係る特許権について特許無効審判が請求され、特許を無効とする審決がされた場合、特許権の共有者の1人は、単独で当該審決に対する取消訴訟を提起することができる。




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