【過去問倶楽部】
 ~弁理士~
   (平成22年)


【問題 24】
特許協力条約に基づく国際出願に関し、次のうち、正しいものは、どれか。

 締約国の国民ではなく締約国の居住者である出願人は、当該締約国が特定の締約国である場合に限り、受理官庁としての国際事務局に出願することができる。

 国際事務局が、受理官庁による出願人に対する国際出願番号及び国際出願日の通知の写しを受理しているにもかかわらず、国際事務局が優先日から14月を経過する時までに記録原本を受け取っていない場合には、国際事務局は当該受理官庁にその旨を通知し、通知を受けた当該受理官庁は出願人にその旨を通知する。

 受理官庁が、提出された国際調査のための国際出願の翻訳文を国際調査機関に送付している場合において、出願人が国際調査機関に提出する書簡は、当該書簡に係る国際出願の言語と同一の言語で作成する。

 国際調査機関は、出願人に対し、国際調査のため、電子形式によるアミノ酸の配列リストを提出することを求めることができるが、当該求めがなされた場合、当該国際調査機関に代えて受理官庁に提出された当該電子形式による配列リストは、当該受理官庁が当該国際調査機関に速やかに送付する。

 出願人は、優先日から12月を経過した後はいつでも、受理官庁に対し、国際出願の写しを提出して、その国際出願の写しが出願時における国際出願と同一であることの認証を請求できる。




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