【過去問倶楽部】
~弁理士~
(平成22年)
【問題 31】
知的所有権の貿易関連の側面に関する協定に関し、次のうち、誤っているものは、どれか。
加盟国は、人又は動物の治療方法及び外科的方法を特許の対象から除外することができる。
加盟国は、第三者の正当な利益を考慮し、意匠の保護について限定的な例外を定めることができる。ただし、保護されている意匠の通常の実施を不当に妨げず、かつ、保護されている意匠の権利者の正当な利益を不当に害さないことを条件とする。
加盟国は、第三者の正当な利益を考慮し、特許により与えられる排他的権利について限定的な例外を定めることができる。ただし、特許の通常の実施を不当に妨げず、かつ、特許権者の正当な利益を不当に害さないことを条件とする。
各加盟国は、知的所有権の保護に関し、例外なく、自国民に与える待遇よりも不利でない待遇を他の加盟国の国民に与えなければならない。
司法当局は、侵害活動を行っていることを知っていたか又は知ることができる合理的な理由を有していた侵害者に対し、知的所有権の侵害によって権利者が被った損害を補償するために適当な賠償を当該権利者に支払うよう命ずる権限を有する。
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