【過去問倶楽部】
 ~弁理士~
   (平成22年)


【問題 33】
特許権侵害訴訟に関し、次のうち、正しいものは、どれか。

 測定方法に係る特許発明(物を生産する方法の発明には該当しない。)についての特許権の効力は、当該測定方法により測定された物を業として譲渡する行為に対しても及び、裁判所は、その物の譲渡の差止め及び廃棄を命じることができる。

 特許権侵害訴訟において、損害が生じたことが認められる場合であっても、損害額を立証するために必要な事実を立証することが当該事実の性質上極めて困難な場合には、特許法の規定上、損害はないものと推定される。

 特許権の侵害差止めを求める仮処分事件においては、秘密保持命令の申立てをすることが許される。

 特許権者は、その特許権について専用実施権を設定したときは、当該特許権に基づく差止請求権を行使することはできない。

 特許権侵害訴訟において、当該特許が特許無効審判により無効にされるべき旨の抗弁が認められるためには、特許無効審判を請求することが必要である。




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