【過去問倶楽部】
~弁理士~
(平成22年)
【問題 45】
意匠権の抵触又は登録意匠の利用に関し、次のうち、正しいものは、どれか。
登録意匠が当該意匠登録出願の日前に生じた他人の著作権と抵触する場合であっても、その著作権が登録されていない限り、当該意匠権者は、業としてその登録意匠の実施をすることができる。
意匠権者は、当該意匠登録出願の日前の出願に係る他人の登録意匠を利用するものでない旨を請求の趣旨とする判定を、特許庁に求めることができる場合がある。
甲の登録意匠イが、当該意匠登録出願の日前の出願に係る乙の登録意匠ロを利用するものであるとき、甲は、乙の許諾を得ないで登録意匠イの実施をすることができる場合がある。
意匠権者甲は、当該登録意匠に類似する意匠に係る部分が当該意匠登録出願の日前の出願に係る乙の意匠権と抵触する場合、乙の許諾を得なければ、自己の登録意匠を業として実施をすることができない。
登録意匠イの通常実施権者は、登録意匠イが当該意匠登録出願の日前の出願に係る他人の登録意匠ロを利用するものである場合、登録意匠イを実施するための通常実施権の許諾について登録意匠ロの意匠権者が協議に応じないとき、特許庁長官の裁定を請求することができる。
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