【過去問倶楽部】
~宅地建物取引主任者(宅建)~
(平成17年)
【問題 10】
Aは、自己所有の建物について、災害により居住建物を失った友人Bと、適当な家屋が見つかるまでの一時的住居とするとの約定のもとに、使用貸借契約を締結した。この場合に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。
Bが死亡した場合、使用貸借契約は当然に終了する。
Aがこの建物をCに売却し、その旨の所有権移転登記を行った場合でも、Aによる売却の前にBがこの建物の引渡しを受けていたときは、Bは使用貸借契約をCに対抗できる。
Bは、Aの承諾がなければ、この建物の一部を、第三者に転貸して使用収益させることはできない。
適当な家屋が現実に見つかる以前であっても、適当な家屋を見つけるのに必要と思われる客観的な時間を経過した場合は、AはBに対し、この建物の返還を請求することができる。
宅地建物取引主任者(宅建)の問題番号選択画面へ
宅地建物取引主任者(宅建)のトップ画面へ
過去問倶楽部のトップ画面へ(資格試験の選択)
Copyright(c) 2009
過去問倶楽部
All rights reserved.