【問題 2】 次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
収益の認識は、一般に、商品等の販売または役務の給付によって①実現したことをもって行われるとされている。しかし、長期の未完成請負工事等については、工事【 A 】基準とともに、工事【 B 】基準が認められてきた。
工事契約に係る収益(工事収益)およびその原価(工事原価)に関して定めた②企業会計基準第15号「工事契約に係る会計基準」では、工事の進行途上においても、その進捗部分について【 C 】の確実性が認められる場合には、工事【 B 】基準を適用し、この要件を満たさない場合には工事【 A 】基準を適用するとされる。
(設問3) 文中の下線部②の企業会計基準第15号の適用範囲に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
a 工事契約とは、土木、建築、造船や一定の機械装置の製造等、仕事の完成に対して対価が支払われる請負契約をいう。
b 工事契約とは、仕事の完成に対して対価が支払われる請負契約のうち、土木、建築、造船や一定の機械装置の製造等、基本的な仕様や作業内容を顧客の指図に基づいて行うものをいう。
c 工事契約に関して、施工者における工事原価および工事収益の会計処理に適用される。
d 工事契約に関して、施工者における工事収益の会計処理ならびに開示に適用される。
e 受注制作のソフトウェアについても、工事契約に準じて適用する。
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