|
|
テクニックA(Alternative:代替)は、ある一つのテーマの可能性を探るために、
多数の代替案を案出する方式である。
ex)
【テーマ】
”消しゴム付き鉛筆”から鉛筆以外のものに消しゴムを付けてみる。
【代替案】
・消しゴム付き筆箱 (使い辛そう。。。)
・消しゴム付きボールペン (意味ないかな。。。)
・消しゴム付き鉛筆キャップ (お、これはいいかも!!) |
|
|
|
テクニックB(Break:破壊)は、先入観、固定観念による発想の制限を防ぐために、
最初に常識を否定し、そこから思考を広げていく方式である。
ex1)
【先入観】
消しゴムは字を消すためのもの
【否定】
消しゴムは字を消すためのものではない。
⇒消しゴムは字を書くためのもの。
⇒(色)鉛筆であらかじめ塗られた紙に消しゴムで字を書こう(絵を描こう)。
(アイデアはいまいちですが。。。)
ex2)
【先入観】
消しゴムでは、ボールペンで書かれた文字は消えない。
【否定】
消しゴムはボールペンで書いた文字も消せる。
⇒ボールペン用消しゴムの開発!!
|
|
|
|
|
テクニックR(Reverse:逆転・反転)は、あるテーマに含まれる範囲の”対立概念”を要素として取り出し、
通常のことを逆転させることにより思考を誘発する方式である。
左と右、上と下、前と後ろ、大と小、朝と夜、男と女、、、
ex)
【テーマ】
消しゴムの外側には紙が巻いてある。
【逆転】
消しゴムの内側に紙が巻いてある。
⇒消しゴムの中に紙が入っている。
⇒おみくじ入り消しゴム!! (消しゴムが小さくなった頃に最後の楽しみが♪ いまいち。。。)
|
|
|
|
テクニックJ(Joint:結合)は、ある一つのテーマに対して無造作に選択した言葉(Joint Word)で
思考を誘発する方式である。言うなれば偶然を活用する方式です。
ex)
【テーマ】
新しい消しゴムを考える。
【Joint Word】
”携帯電話”
⇒”消しゴム + 携帯電話”から新しいアイデアを誘発する。
|
|
|
|
テクニックO(Overstatement:誇張)は、重量、数量、面積、体積、寸法、頻度、回数、期間などを
拡大したり縮小したりして誇張することでアイデアを誘発する方式です。
常識に合わないほど極端に誇張するくらいがいいです。
ex)
【テーマ】
消しゴムは数cmの大きさ。
【誇張】
消しゴムが数mの大きさであったならば。。。
|
|
|
|
テクニックD(Dream:夢)は、非日常的なことを思い切って空想することにより、
空想した世界からアイデアを誘発する方式です。
ex)
【空想】
消しゴムが一個100万円するならば。。。
【誇張】
純金のケースに格納され、純金に巻かれた消しゴム。 (いらないね。。。) |
|
|
|
テクニックF(Fault:欠点・欠陥)は、あるテーマの欠点・欠陥を明確にし、
その欠点・欠陥を補う工夫を考案する方式です。
ex)
【欠点・欠陥】
消しゴムの消しカスが汚くなる。
【改善案】
消しカスが一つにまとまる消しゴム。 |
|
もう一個おまけ
|
|
テクニックT(Twist:ひねる)は、あるテーマにおける構成要素(人や物)を取り出し、
その構成要素の関係をひねってアイデアを誘発する方式です。
ex)
【テーマ】
消しゴムは字がかかれた紙をこすって消す。
【ひねり】
紙を消しゴムにこすって字を消す。
⇒消しゴムでできた机。 |
|