フロー&ストック
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フロー(資金の動態)とは、一定期間における資金の流れを示すもの。(損益計算書上の一定期間にあげた収益等)
ストック(資金の静態)とは、一定時間に存在する資金をとらえる概念のこと。(貸借対照表上の資産)
フローとストックは相反するものではなく、お互いに影響し合っており。資金の流入(フロー)は資金の増加(ストック)を、資金の流出(フロー)は資金の減少(ストック)をもたらすものである。
経済学・経済政策の範囲でも同様に、
フローとは、一定期間に生産された財の流れであり、ストックはある一定時間に存在する資産、資金、人口、土地などの量のこととある。
フロー : 国民所得(消費、所得)
ストック: 資産、国富
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平成16年度
次の投資支出に関する説明に関して、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
a 加速度原理によれば、生産量の増加速度が大きいほど、投資支出が小さくなる。
b ケインズの投資理論によれば、投資の限界効率が利子率を上回る場合に、投資が実行される。
c ストックとしての投資支出の増加は、フローとしての資本量が増加することを意味する。
d 投資の利子弾力性が小さいほど、貨幣供給拡大に伴う所得拡大効果は大きい。
e 投資の利子弾力性が小さいほど、利子率の低下に伴う投資支出の拡大幅は小さい。
〔解答群〕 ア aとc イ aとd ウ bとc エ bとe オ dとe
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(白い背景部分をマウスで反転させてください)
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