JIT (ジャストインタイム)
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『JIT』とは
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「すべての工程が、後工程の要求に合わせて、必要な物を、必要なときに、必要な量だけ生産(供給)する生産方式。ジャストインタイムのねらいは、作りすぎによる中間仕掛品の滞留、工程の遊休などを生じないように、生産工程の流れ化と生産リードタイムの短縮にある。ジャストインタイムを実現するためには、最終組立工程の生産量を平準化すること(平準化生産)が重要である。ジャストインタイムは、後工程が使った量だけ前工程から引き取る方式であることから、後工程引取方式(プルシステム)ともいう。」
(出典:JIS)
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後工程が使った量だけ前工程から引き取る方式
【後工程】 |
【前工程】 |
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〜プル(pull)方式〜 |
ジャストインタイムを実現した方式として、
トヨタ自動車の生産方式 〜カンバン方式〜が有名である。
<参考>
http://www1.harenet.ne.jp/~noriaki/link71-1.html
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平成16年度
ジャストインタイム(JIT)の基本的な考え方に関する次の記述のうち、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
a 設備の稼働率を最大にするために、中間仕掛品の滞留を増やして対処する。
b ねらいの1つとして生産リードタイムの短縮がある。
c 後工程が使用した量だけ、前工程から引き取る。
d 消費者の需要に合わせて生産量を細かく追従させる。
〔解答群〕 ア aとb イ aとd ウ bとc エ bとd オ cとd
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